topics ○新年のご挨拶 ○原点に戻る その9○ちょっと一品簡単レシピ
1月も残り数日となってからの新年の挨拶となりました。
ー 謹賀新年 ー 今年もよろしくお願いいたします。
田口ランディさんの小説の一節に
「この仕事(看護師)をしていて、もちろん経験はとても大切です。でも、経験に頼って思い込んでしまうのはすごく危険なことです。思い込み。これは本当にやっかいな魔物なの。だから、観るときは一度全部捨てるのね。自分を捨てるの。そして相手のありのままを観る。捨てるというよりも、自分の中のどこかに回避させておく・・・・・といった感じかなあ。忘れるわけじゃないのよ、しまっておくの。そして、患者さんに共鳴しながらありにままを観るの。実際にはありのままを観るなんてこと不可能なのかもしれないけれど、でも気持ちを相手にあずけると、ふうっといろんなことが見えてくるときがあるのですよ」
「強くなろうと思ったら、本当に仲良くすることを知ればいい。本当に仲良くする、仲良くなるとは、具体的にどんなことか考えてごらん。相手と一体になる、相手の立場に立つ。文字通り相手と同じに感じ、同じ気持ちになる。相手になりきる。常に相手の気持ちを大切に扱うことができれば、捨てた己の分だけお前は強くなるだろう」
さてみなさん、上記の意味をどう解釈されましたでしょうか。 ヘルパーさんの中には、ご利用者にために私は、これだけ一生懸命考えて業務していますと自信満々におっしゃる方がいます。
ほんとにそれが「利用者本位」「自立支援」のヘルプになっているでしょうか。自分を押し付けてのヘルプになっていないでしょうか。利用者の方によく思われたいと、言われるままの内容に変わってきていないでしょうか。
今年は先ず、聴くということに重点をおいて意識して自分の業務を見直してみませんか?
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先月号の[紙上事例検討会のレポート提出]に、スタッフ全員とはなりませんでしたが、提出下さった方、ありがとうございました。
皆さんの意見を要約すると
@ 銀行に行き預金の引き出しは出来ないと伝える。
A 業務内容を掃除から買い物に変更する。
B 事業所に連絡し指示を仰ぐ。
以上の三点となります。
その場での対応は、上記でOKかと思いますが、それで終わりではありません。ヘルパーが出来ることには枠があります。その方が生活していく上で必要な作業全てを対応することは今の介護保険内のサービスでは無理です。
では、誰が対応すればよいのでしょう。家族構成とか受診状況とか詳しい情報がないので一概には言えませんが、先ずキーパーソンはだれか把握しておくことが大切ですし、疾病状況を把握しておくのも大事です。膝の痛みが、一過性のものなのか、病気の進行によるものなのか、受診の必要性はあるのか、往診してもらえるのか、今日、明日中に預金の引き出しが必要なのか、もうちょっと後でもいいのか。その方の生活背景により必要なことが決まってきます。
ヘルパーは、相談を受けるのも業務に入っていますし、利用者の生活に一番密着しているので、ついつい頼まれごとを聞くことがあると思いますが、ヘルプ業務の枠からはみ出すこに関しては、上手にNOと言う。そして代案を示す。代案を示さないと利用者の問題は解決しません。しかし、その方の全体像を理解していないと、的確な提案は難しい。
やはり、何事もサービス提供責任者に報告、相談してもらうのが一番いいのかな。
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かに 1/2缶 細ねぎ 5本
しょうが 1/2かけ 大和芋(長芋) 200g
焼海苔 1枚 わさび 適量
<合わせ酢>
砂糖 大さじ 1
だし汁 大さじ 2
酢 大さじ 3
しょうゆ 小さじ 2
@大和芋(長芋)は、皮をむいて薄い酢水につける。
かには缶汁をきり、軟骨を取り出しながら粗めにほぐし、細ねぎはざく切りにし、しょうがは千切りにする。
A大和芋(長芋)の水気を拭いて、ビニール袋の中に入れ、すりこ木などでたたいて粗めに砕く。
B大和芋(長芋)、かに、細ねぎ、しょうがを合わせ、軽く塩をふって混ぜる。
器に盛り、揉んで細かくしたのりを散らし、わさびをのせる。
よく混ぜた合わせ酢をかけ、和えながら食べる。
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マーガレット通信は、毎月一回、フォーユーで働く介護スタッフを対象にした通信です。介護・福祉全般に役立つことをここでは紹介します。