topics ○お知らせ○研修会で学んだこと
「走りながら考える介護保険制度」が導入されて6年半が過ぎました。この間に制度改正が二度あり、本年四月からは介護予防が始まり事業者にとって厳しい時代となってきました。 有限会社ケンハウスは平成14年11月から事業を開始し、平成15年4月に報酬改正に合わせて賃金改正を行い、平成18年9月分まで実施してまいりました。
この度、新たに評価・資格制度を導入し賃金の見直しを図りたいと考えています。具体的な方法については改めて書面で示しますが、ホームヘルパーの専門性を重視した体系にと思っていますので、ご協力のほど宜しくお願いいたします。
☆(仮)芦屋市訪問介護事業所自主勉強会について本年7月より月に一度のペースで開催していますが、この会の目的を今一度確認しておきたいと思います。
・現場を制度に活かす!
利用者の方が抱える困ったことを一番知りえるのは、実際に業務に入っているヘルパーです。今、目の前にある問題点、これから予測される問題点が改善され、一人でも多くの方が安心して暮らせるような制度ができるようにしていく。
・力は合わせて大きくなる!
一人一人の声は小さくて聞き取りにくくても、一人より二人、二人より三人の声を合わせると大きな声になります。現場を制度に活かすためには皆で声を上げていかなければ なりません。
・与えられた情報は身に付かない。必要なものは自らで掴み取る。
現場を制度に活かすためには、現行の制度を知らなければなりません。制度の中で自分がどのポジションにいるか知っておかねばなりません。知識を身に付けるには、自らが知りたいことを、自らの五感をフル活用して自分のものとしていきましょう。
☆ヘルパーの禁止行為について皆さんよくご存知だと思いますが、以下の事項はしてはいけない行為です。再度ご確認を!
@訪問先で知り得た情報を他の利用者などに話すこと。
A金品の贈与、遺贈を受けること。
B金品の貸与を受けること。
C宗教等の入信などの勧誘を行うこと。
D物品購入及びサービスなどの勧誘を行うこと。
E保険加入の勧誘を行うこと。
F印鑑・預金通帳・家の鍵及び必要のない金銭を預かること。
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秋は学びの季節。さまざまな機関が研修会を開催しています。「認知症の方を支援するためのアセスメントシート」「高齢者の精神症状とケア」「介護する人のケアとは」「地域自立生活支援と権利擁護」に参加しました。
これらは対人援助職として、いかに相手を理解し、ほどよい関係を築き、また援助者自身も健康で援助するためにはどう考えたらよいかというものです。
《相手を理解する》言葉にすれば簡単ですが、実際の場面においてはなかなかできません。つい己(おのれ)が出てしまいます。繰り返し繰り返し学ぶことにより身に付いていくものなのだと思います。全てをお伝えできませんが、ポイントを少々
特徴:うつが表面化しない →
(ほほえみうつ)うつであることを見逃す。今までと違う行動がある時は気を付ける。
明日につなげる言葉をかける。
身体化症状が著明 → 身体の症状をあちこち訴える
薬が有効でない → だらだらと進行する
高齢者になって症状が出たら初期対応が大事。その症状を誰かに聞いてもらうことにより落ち着く。ケアをしていく人が大変だが、つきあいながらやっていくしかない。何時かふっと症状が軽くなっていくことがある。誰にでも起こりうること。この症状により日常生活に支障をきたすようになれば病気と考える。医療で軽減できる。
○認知症 : 全国で170万人いると言われている。予防は確立していない。日々の暮らしの中で発症を抑えるしかない。
◎やってはいけない対応
主A「最近な色々忘れてつらいんや。死にたくなる」
援助者
×「そやね。最近おかしいもんね」
×「そんなことないよ。Aさんまだ大丈夫、しっかりしている」
〇「そうですか。Aさんは、最近物忘れしてつらいんですか」
傾聴し、伴走する。
家族は認知症の進行に伴って、対象者喪失を繰り返し心に傷を受け続けている。怒りをおぼえる。怒りが内側に向くと、自分たちが悪いから本人が悪くなるを自分を責める
→ 追い詰められて不適切行為が起こってしまう。
@ 何故か人に頼られる
A 人が嫌がることは自分がする
B 自分は陽気なほうである
C 他人と対立するのはいや
全て当てはまる人はご用心!あなた自身が燃えつきてしまいます。
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マーガレット通信は、毎月一回、フォーユーで働く介護スタッフを対象にした通信です。介護・福祉全般に役立つことをここでは紹介します。