topics ○研 修 会 報 告○自己覚知の一つの方法
(仮称)芦屋市訪問介護事業者連絡会 第二回自主勉強会
『初心にかえろう訪問介護』今回は、サービス提供責任者の役割と責務について、特に重点的にお話して下さいました。
「サービス提供責任者」とは、介護保険制度の開始と共に、訪問介護事業所に配置が義務づけられた役割です。
サービス提供責任者の役割・業務とは
1)訪問介護計画書の作成
@ 利用者の状況を把握、分析。
A 訪問介護の提供によって解決すべき問題を明らかにする。
B 援助の方向を決め、目標を立てる。
C 担当するホームヘルパーの氏名、
サービスの具体的内容、
時間、訪問日を明らかにする。
2)訪問介護計画書の説明と交付
訪問介護計画書の目標、内容を利用者、家族に
理解しやすい方法で説明し渡す。
3)訪問介護計画書に沿った実施の管理
・担当ホームヘルパーが訪問介護計画書に沿った
サービス提供をしているか把握する。
・サービスが訪問介護計画書に沿って実施されるよう
担当ヘルパーに助言、指導するなど必要な管理をする。
4)利用の申込みに関連した業務
訪問介護の利用の申し込みをうけて調整。
5)サービス内容の管理
ホームヘルパーに対する技術指導等、
サービス内容の管理。
6)その他
苦情処理、事故処理の記録の作成。
2年間保存が義務付けられている。
驚く程の仕事内容の多さをこなしているんだと実感しました。
私たちヘルパーは、サービス提供責任者が作成した「訪問介護計画書」に基づいてサービスを提供しています。これはケアマネジャーが作成する「居宅サービス計画書」に基づいて作成
されています。ご利用者の要望に沿ったケアプランを作成するには、とても時間がかかっている事がよく分かります。引き受けている業務内容をしっかり把握し、連絡、報告、記録、これをしっかり遂行することが重要であると再認識しました。
ご利用者の状況の変化によりサービス内容の変更を考慮しなければならない場合、現場で接しているヘルパーの気づきを、サービス提供責任者に的確に連絡、報告する。それを受けたサービス提供責任者は、ケアマネジャーに報告し、サービス担当者会議等で、ご利用者の望む(自分らしい生活を送れる)ケアプランを、ご利用者の実態に合ったものに作り上げていく事が出来ること、ご利用者にとっての良いプランに繋がることを再確認しました。
私は、自分の関っているヘルパーの仕事がどんな位置付けなのか、あまり意識せずに業務に就いていました。ヘルパーとして、知識、技術の向上と共に、敏感に状況判断のできる感性(私に備わっているか疑問ですが・・・)、臨機応変の対応を培いながら、自分の心も身体も大切にしつつ、業務に携わっていけたらなぁと思っています。
私にはまだまだ理解できていない事柄がたくさんあります。例えば、良い援助者って何?答えはまだよく分かっていません。マーガレット通信を繰り返し読むこと。事務所に立ち寄り、お茶を頂戴しながら、スタッフの方々とおしゃべりをする。そうすることで一人で考えていてもチンプンカンプンな事柄も、何かしら方向が見えてくるような気がします。フォーユーの研修会、自主勉強会等、こういう機会を大いに活用させて頂こうと思っています。
ありがとうございました。
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先日、友人達と一番古い記憶について話し合っていました。
幼稚園時代のことが一番多かったのですが、中には3歳頃
の人もいました。
それぞれみんな違うのですが、その記憶が、今のその人を
非常によく現わしているのです。
自分自身のことは、自身で分かっているようで案外分かって
いないものです。自分自身を識るために、みなさんも一度、
記憶を堀り起こしてみませんか?
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マーガレット通信は、毎月一回、フォーユーで働く介護スタッフを対象にした通信です。介護・福祉全般に役立つことをここでは紹介します。