topics勉強会＆新年会報告 感染症についてヘルパーの七つ道具ちょっと一品簡単レシピ

勉強会＆新年会報告

襖田 愛子

　 　　

　日頃忙しくて、中々お互いの顔を見る機会の少ないフォーユー関係者が、多数そろっての勉強会『これからの高齢者福祉について』と、しゃぶしゃぶを堪能しながらの新年会が、芦屋竹園ホテルで平成17年1月16日(日）に開催されました。

　皆さんは、日頃の業務中「今、この業務に自分が入っている目的」を振り返る事はありますか？普段ヘルパーさんの業務は、利用者さんとの間で完結していることが多く、自分が社会の中で、高齢者福祉の制度の中で、介護保険制度の中で、どこに位置付けられているのかを意識して働くことは少なかったと思います。

　高齢者を支える環境が介護保険だけではないことや、他の機関との連携がとても必要であることが良く理解できた勉強会でした。講師の先生（若い独身男性☆）が、眠くなる話しですが聞いてくださいと、難しい制度について一生懸命に説明して下さった意味が、ここにあったのではないかと思います。

　私たちが、常に意識していくことは、利用者の方々の≪自立支援≫だと思います。利用者の方たちの生活も、私たちの生活と同じように個々に異なり、日々経過しています。今、自分が業務に入っている目的、意味を、常に意識しながら支援していくと、これまで気付かなかった利用者の方の変化や、新たな課題、提案がもっと出てくるのではないでしょうか？　それを一緒に検討して、その時の利用者の方個々にあったより良い自立支援が出来るように　協力していきたいですね。

今年も頑張りましょう！

>>ページの頭に戻る

感染症について

　最近問題になっている感染症に｢ノロウィルス｣があります。今回はこのウィルスを中心に予防法等お話ししたいと思います。

ノロウィルスの感染経路について

• 汚染されていた貝類を生､又は完全に加熱調理しないで食べた場合。

(パンで感染した例もある)

• 調理を行う者が感染しており、その者を介した食品を食べた場合。
• ウィルス感染者のふん便や汚物から二次感染した場合、また人同士の接触で直接感染する場合。

主な症状

• 潜伏期間は24〜28時間で、主症状は吐き気､嘔吐､下痢､腹痛、軽度の発熱。

感染しても軽い風邪のような症状の場合もあり、通常1〜2日で治癒する場合が多い。
症状が治まっても暫らくウィルスの排出が続く場合があるので2次感染には注意が必要。

ウィルスを除去するには？

• 調理器等は洗剤等で十分洗浄した後、次亜鉛素酸ナトリウム(濃度200ｐｐｍ）で浸す。又は85度以上の熱湯で1分以上の加熱が有効。

手洗いについて

感染症の予防には手洗いが有効であることは皆さんご存知なことと思いますが､ここで一度再確認をしてみたいと思います。

1. 爪は短く切り、マニキュアは落とし、アクセサリーをはずす。
2. 石鹸を適量手のひらに取り良く泡立てて指先から肘まで約30秒間丁寧に洗います。 　　　

   爪部分は出来れば爪ブラシを使い爪の内側まで良く洗います。

3. 流水で10秒以上の時間をかけ丁寧にすすぎます。
4. 使い捨てのタオルで水気を十分に拭取る。普通のタオルを使用する場合は､自分専用の物を用意し業務ごとに取り替えてください。

　高齢者は感染症を引き起こしても通常起こる症状が強く出ず、肺炎になっていても発熱がない場合もあります。一番重要なことは予防！次に早期発見！自分の爪だけでなくご利用者の爪などもコマめにチェックしてください。宜しくお願い致します。

>>ページの頭に戻る

忘れちゃいけない　ヘルパーの七つ道具

1. エプロン
2. タオル
3. 着替え（靴下・Ｔシャツ）
4. 通信道具（携帯電話・テレホンカード）
5. 爪切り
6. 筆記用具
7. 笑顔

>>ページの頭に戻る

ちょっと一品　簡単レシピ　【サツマイモのカレー煮】

材料　(4人分)

サツマイモ　　中4本
煮汁　（出し汁4カップ　砂糖大さじ4.5　　塩小さじ1
　　　　 醤油大さじ1.5　カレー粉小さじ2．5）　

作り方

�@　サツマイモはよく荒い縦２つ割りにして2cmの厚さに切る。
�A　煮汁の材料を鍋に煮立て､サツマイモを入れる。煮立ってきたら中火にし、煮くずれないよう煮含める。

>>ページの頭に戻る